大阪七花会からの報告

大阪七花会からの報告

木村安夜子

大阪七花会は、毎月の最終土曜日の午後に開催しています。短歌が好きで、短歌を創作する人であれば、誰でも参加できます。未来山脈の会員でなくても参加できます。現在の参加者は、全員未来山脈の会員ですが、以前には、会員外の人も参加していたことがあります。大変オープンで開かれた歌会です。

この歌会が、六月二十九日に開催されました。通常は大阪近郊の会員だけが集まるのですが、この日は特別に、未来山脈の主宰、光本恵子氏が参加して下さいました。

歌会の前半は、光本主宰が、未来山脈の歴史やあまり知られていない秘話、口語自由律短歌の役割・重要性等を情熱を込めて熱っぽく語って下いました。そして、引き続き、当日参加のメンバー一人一人の短歌を、発行されたばかりの未来山脈七月号の作品から、懇切・丁寧に歌評して下さ り、参加者は大変勉強になりました。 その後、通常の歌会となりましたが、時間の制約があり、この日は参加者一首に限定して始めました。それでも二時間足らずの歌会でしたので、進行を預かる私は苦労しましたが、参加者が積極的に協力し、何とか無事に終えることができました。

歌の内容は日常生活からイスラエルの戦争、管理社会への危惧、男女平等に関するもの等、幅広く、多種多様な題材が提出され、興味溢れる作品ばかりでした。 歌会の後は、参加者全員で近くのホテルに移動し、夕食をとりながらの懇親会となりました。想親会は、歌会の運営に非協力な会員が叱責され、会員同士の間で気まずい雰囲気の瞬間もありましたが、光本主宰がそれをまとめ、懇親会は楽しい 雰囲気のうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 懇親会では、口語自由律短歌の歴史に加え、健康の秘訣、経済・投資、国際情勢等いろいろな分野に渡って、参加者全員が楽しく笑いながら歓談しました。

当日の参加者:加藤邦昭、木村安夜子、 花菜菜菜、毛利さち子、山崎輝男
主宰・光本恵子