エッセイ

光本惠子のエッセイ

短歌性とは

垣内ケイコ光本恵子0

短歌性とは

光本恵子

自然がずんずん体の中を通過するーー山、山、山  (前田夕暮「四歌人空の競詠」)

いきなり窓に太陽が飛び込む、銀翼の左から下から右から

(土岐善麿「四歌人空の競詠」)

ゆるぶってやれゆすぶってやれ 木だって人間だって青い風が好きだ

(宮崎信義『急行列車』)

たとへば君 ガサッと落葉すくふやうにわたしを攫って行っては呉れぬか

(河野裕子「幻想派」1号「薔薇盗人」から後に『森のやうに獣のやうに』にも)
(さらに…)

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